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Longer Sleep Linked to Poorer Daily Function After Stroke
2017 6月 アメリカ
手段的日常生活動作能力(IADL)は、たとえば買い物や料理、お金の管理といった活動に要する能力を指し 認知機能的側面がつよい。
脳卒中経験者の睡眠時間とIADLとの関連をしらべてみたそうな。
先週の米国睡眠学会での発表。
平均年齢46の健診記録110万人ぶんの記録をつかって解析したところ、
次のことがわかった。
・脳卒中経験あり と申告した者の30%はIADLに問題を抱えていた。
・IADLに問題ありと答えた者の34%は睡眠時間が6時間以下だった。
・脳卒中経験者のうち 睡眠時間が8時間よりも長い者はIADLに問題を抱える率が1.97倍だった。
・脳卒中経験がない者でも睡眠時間が長いとIADLに問題をもつ傾向があった。
・どういうメカニズムかは不明。
脳卒中経験があって睡眠時間が長い者は手段的日常生活動作能力に問題がある可能性が高い、
というおはなし。
感想:
好きなだけ眠らせてくれよ。
睡眠が6時間を切ると脳卒中経験者は死ぬ:米国睡眠学会