元
Action Observation of Motor Skills Followed by Immediate Sleep Enhances the Motor Rehabilitation of Older Adults With Stroke.
2017 6月 イスラエル
運動動作の観察が脳卒中のリハビリに効果があるといわれている。
いっぽうでリハビリ訓練のあとに睡眠をはさむと運動学習が強化されることがわかっている。
この2つを組み合わせて実験してみたそうな。
脳卒中で利き手が麻痺した患者20人を2グループに分け、
電話操作を映した5分間のビデオを見せた直後に いっぽうのグループには90-120分間の睡眠をとってもらった。
これを4週間くりかえしたあと 上肢機能を評価して比較したところ、
次のようになった。
・両グループともに上肢機能が改善したが
・睡眠をとらせたグループの上肢機能スコアは明らかにすぐれていた。
脳卒中患者へ 動作観察の直後に睡眠の時間を追加したところ上肢機能の改善度がよりおおきくなった、
というおはなし。
感想:
「指が動かないのは努力不足のせい。もっと頑張れ!」という暗黙のプレッシャーのなか なんと魅力的なエビデンスか、、
眠っている間にリハビリがすすむオフライン運動学習とは