元
Incidence of seizures following initial ischemic stroke in a community-based cohort: The Framingham Heart Study.
2017 4月 アメリカ
脳卒中後のけいれん発作の研究は 脳内出血での高発生率に触れたものがおおい。
しかし脳卒中には脳梗塞がほとんどなので、脳梗塞のあとのけいれん発作の特徴についてしらべてみたそうな。
脳梗塞患者469人について最大20年間フォローした記録を解析したところ、
次のことがわかった。
・5.3%がけいれん発作をおこした。脳梗塞後のけいれん発作は患者のおよそ5%におきた。3分の1は脳卒中後24時間以内におき、ラクナ梗塞ではおきなかった。部分発作がもっともおおく、障害が重いほどおきやすかった、
・発生率は アテローム血栓性脳梗塞6.8%、心原性脳梗塞6.2%でほぼおなじだった。
・ラクナ梗塞ではけいれん発作はおきなかった。
・もっとも多いタイプは部分発作で けいれんを伴わないものもあった。
・3分の1は脳卒中から24時間に起き、
・半数は30日以内におきた。
・障害が重いほどけいれん発作はおきやすかった。
というおはなし。
感想:
これ↓おもいだした。
脳内出血のあとてんかんにならない方法