元
Temporal trends in stroke incidence in South Asian, Chinese and white patients: A population based analysis.
2017 5月 カナダ
先進国の脳卒中発生率は低下傾向にあるものの途上国ではいまだ上昇傾向にある。インドや中国からの西欧諸国への移民も多くのリスク要因を抱えていると考えられる。
カナダ住民について民族ごとの脳卒中のなりやすさを比べてみたそうな。
1997-2010の脳卒中(脳梗塞、脳内出血)患者の記録を、南アジア人(インド、パキスタン、バングラデシュ)、中国人(中国、台湾、香港)、白人に分けて解析したところ、
次のことがわかった。
・南アジア人の発症年齢は、脳梗塞と脳内出血いずれも白人より若かった。
・脳梗塞発生率は白人にくらべて南アジア人で43%低く、中国人で63%低かった。
・脳内出血発生率は白人にくらべて中国人で18%高く、南アジア人で66%低かった。
・この間、脳梗塞と脳内出血の発生率はすべての民族で減少傾向にあった。
脳卒中の発生率はすべての民族で減少傾向にあった。白人に脳梗塞がおおいことと 中国人に脳内出血がおおい理由はこんごの研究に期待する、
というおはなし。
感想:
なにげにインド人がいちばん優秀だな、、