元
Duration of Reproductive Years and the Risk of Cardiovascular and Cerebrovascular Events in Older Women: Insights from the National Health and Nutrition Examination Survey.
2017 5月 アメリカ
女性ホルモンのエストロゲンが心臓保護作用をしめすことから、初経や閉経年齢と心血管疾患との関連をしらべた研究がいくつかある。しかし一致した結論はえられていない。
こんかい、出産可能年数がながいほど心血管疾患になりにくいと仮説をたて、検証してみたそうな。
60歳以上の女性3081人について、初経と閉経年齢を確認し 出産可能年数と脳卒中など心血管疾患との関連を解析したところ、
次のようになった。
・出産可能年数が長いと脳卒中など心血管疾患リスクが低かった。
・この関連はおもに脳卒中と狭心症で顕著で、それらのリスクは半分ほどになった。
・出産可能年齢が1年長くなると心血管疾患リスクは3%低下した。
60歳以上の高齢女性について、出産可能年数が長かった者ほど脳卒中など心血管疾患リスクは低かった、
というおはなし。
感想:
これ↓おもいだした。
初経 閉経の年齢と脳卒中との関連 日本人について