元
Effectiveness of a structured sexual rehabilitation programme following stroke: A randomized controlled trial.
2017 3月 オーストラリア
脳卒中のあとは性欲の減少、女性の膣潤滑 男性の射精能力の低下などが問題になる。しかしこのようなテーマへの医療機関の対応はまれで オーストラリアではその種の情報を受け取った患者は17%にすぎないという報告がある。
そこで脳卒中患者を対象としたセックスリハビリプログラムの効果、伝達手段について実験してみたそうな。
平均年齢63の脳卒中患者68人を、30分間の個別セックスカウンセリングと 文書情報を渡すだけのグループに分けた。
セックスカウンセリングは、経験豊かな医師、療法士らによる たとえば「体位」についてのアドバイスからなる内容とした。
6週間後、6ヶ月後の性機能スコア、うつ不安スコア、機能的自立度 等を評価し比べたところ、
次のことがわかった。
・両グループで結果に差はなかった。
・51%の患者がこの種の情報を欲していた。
・カウンセリングもしくは文書情報のみを好む患者は半々で、
・54%は退院後の情報提供を望んでいた。
脳卒中患者のセックスリハビリについては、文書情報のみでも専門家による30分間のカウンセリングに匹敵する効果が得られる とわかった、
というおはなし。
感想:
このカウンセリング設定で医師監修のアダルトビデオを作るといい。
AV制作会社に依頼して、イケメン医師版と美人女医版の各1本ずつ。
患者の退院時に「これで勉強してください」とDVDを渡すだけでOK。
LGBTへの対応も必要かもしれんね。
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