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Changes in the living arrangement and risk of stroke in Japan; does it matter who lives in the household? Who among the family matters?
2017 4月 日本
離婚や死別、出産、介護といった理由で家族構成に変化が生じたときの脳卒中リスクの研究はほとんどない。
日本人でしらべてみたそうな。
45-74歳の日本人男女77001人について、5年内に世帯構成(配偶者、子供、親)に増減のあったケースを調べ、脳卒中の有無を10年以上フォローしたところ、
次のことがわかった。
・世帯構成に変化がない場合にくらべ、1人増減したときの脳卒中リスクは男性で1.11倍、女性1.15倍になった。
・特に配偶者を失った場合の男性の脳梗塞リスク、女性の脳出血リスクの上昇が顕著だった。
・世帯構成に親が加わった場合の男性の脳卒中リスクに変化はなかったが、女性は1.49倍になった。
・配偶者の喪失と新メンバーの追加が重なった場合、男性のリスク上昇はなくなる一方、女性の脳卒中リスクは1.58倍にさらに上昇した。
配偶者を失った男性の脳梗塞リスクと、あらたに親と同居するようになった女性の脳出血リスクは、世帯構成に変化がない場合にくらべ明らかに高かった、
というおはなし。
感想:
男は仕事場に逃げられるってこともあるんだろうけど、脳梗塞と脳出血の違いはなんだろね。
配偶者と離婚や死別のあとになる脳卒中の種類は