元
Lesion mapping of stroke-related erectile dysfunction.
2017 4月 ドイツ
急性脳梗塞により男性の性機能に障害(勃起不全)がおきることがある。
勃起不全のおきやすい脳の病変位置をしらべてみたそうな。
平均年齢60、52人の脳梗塞患者についてアンケートから勃起機能スコアをとり、脳の断層画像上の変化との関連を "voxel-based lesion mapping"法で解析したところ、
次のことがわかった。
・61.5%の患者が脳卒中後に勃起不全になった。
・脳卒中前後での勃起低下度は年齢、脳卒中の重症度、梗塞体積によらなかった。
・関連の強い病変位置は、右脳の後頭頭頂と視床、左脳の島皮質および頭頂側頭だった。
脳卒中後の勃起不全は 右脳の後頭頭頂と 視覚と体性感覚を統合する視床、そして左脳の島皮質と 隣接し覚醒状態を司る頭頂側頭部に関連がつよかった、
というおはなし。
感想:
ようするにエッチな妄想がはかどらなくなるから... ってことなのかな。
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