元
Sugar- and Artificially Sweetened Beverages and the Risks of Incident Stroke and Dementia
2017 4月 アメリカ
甘味飲料を多く摂ると脳卒中リスクが高くなることはわかっている。しかし認知症との関連は知られていない。
そこで砂糖または人工甘味料を使った飲料と 脳卒中および認知症との関連をしらべてみたそうな。
45歳以降の2888人について脳卒中の発生を、60歳以降の1484人について認知症を10年間フォローした。
甘味飲料の種類と消費量はアンケートから推定した。
関連を解析したところ、
次のことがわかった。
・この間に97の脳卒中(82は脳梗塞)と81の認知症(63はアルツハイマー病)が起きた。
・年齢、性別、喫煙、運動量、食事量などの関連要因を考慮してなお、人工甘味飲料をおおく摂っていた者の脳梗塞、認知症リスクは明らかに高く、
・人工甘味飲料をまったく摂らない者に比べそのリスクは、脳卒中 認知症のいずれも およそ3倍だった。
・砂糖を使用した飲料ではこのような関連はまったく見られなかった。
人工甘味料を使用した飲み物を摂り続けると脳卒中や認知症のリスクがあきらかに高かった、
というおはなし。
感想:
この件のニュースビデオ↓。
認知症の関連ははじめて。[ダイエットコーラ]に関する過去記事