元
Alcohol use and risk of intracerebral hemorrhage
2017 4月 アメリカ
これまで飲酒量と脳卒中について 脳梗塞ではU字型の関連で、脳出血では非線形な関連が報告されている。
飲酒量と脳内出血リスクについて、人種や出血位置との関連もふくめてしらべてみたそうな。
脳内出血をおこした白人、黒人、ヒスパニックの各1000人ずつについて、それまでの飲酒状況を面談調査した。
飲酒量ごとに
*まったく飲まない:(基準)
*たまーに:月に1杯未満
*ほどほど:月に1杯以上、1日に2杯未満
*そこそこ:1日に2杯以上 5杯未満
*ヘビー:1日に5杯以上
に分類して関連を解析したところ、
次のことがわかった。
・まったく飲まない場合にくらべて各リスクは、 たまーに0.57倍、ほどほど0.65倍、そこそこ0.82倍、ヘビー1.77倍だった。
・たまーに とほどほどグループでは皮質下と深部の脳内出血の両方でリスクが低下した。
・ヘビーグループでは皮質ではない視床などの深いところでの出血と強く関連していた。
・ヘビーグループのこの関連は黒人とヒスパニックでのみ顕著だった。
たまーにもしくはほどほどの飲酒には脳内出血を予防する効果があった。たくさん飲むとリスクは上昇し、特に黒人とヒスパニックで非脳葉性の出血が顕著だった、
というおはなし。
感想:
酒はすきじゃないから予防になるとしても飲む気しないな、、