元
Public health campaigns and their effect on stroke knowledge in a high-risk urban population: A five-year study.
2017 1月 カナダ
脳卒中のリスク要因や症状にかんする人々の知識は 病気の理解と脳卒中の際の行動に大きく影響する。
いままで これらの知識を啓発するキャンペーンが数多く行われてきた。
都市部の住民について脳卒中の知識レベルのさいきんの変化を調べてみたそうな。
2010と2015に トロント大学病院の循環器科を訪れた患者や付き添い人にアンケートを配った。
脳卒中のリスク要因と初期症状を答えてもらったところ、
次のようになった。
・2010に198人、2015に791人から回答を得た。
・リスク要因としてもっとも多かった回答は 2010が喫煙(58%)、2015は高血圧(49%)だった。
・症状では、2010が言葉のもつれ(57%)、2015は手足のしびれ(67%)がもっともおおかった。
・ほとんどの人がリスク要因と症状について1つ以上答えることができ、
・完全正答者の割合も 77%、76%でほぼおなじだった。
・主な情報源はテレビで 61%、68%だった。
高リスクな人たちへのアンケートでは、脳卒中に関する知識はすでに高いレベルにあり この5年間でほとんど変化がなかった、
というおはなし。
感想:
それ系の診療科を訪れるくらいだから意識高いのはとうぜんだわな。