元
The Effect of Motor Cortex Stimulation on Central Poststroke Pain in a Series of 16 Patients With a Mean Follow-Up of 28 Months.
2017 1月 中国
中枢性疼痛の治療法で 脳表に電極を貼り付け運動野を電気刺激する "一次運動野刺激療法"(MCS)は1991年に日本人が初めて報告した。
どのくらい効くものなのか脳卒中患者で確かめてみたそうな。
MCS手術を受けた脳卒中で中枢性疼痛の患者16人の医療記録を解析したところ、
次のことがわかった。
・手術前の痛みスコアは最大10点中 8.0、手術後1ヶ月で3.8、約28ヶ月時点では5.3 だった。
・脳出血または脳梗塞、脳の損傷位置、電極の硬膜上下のちがいは除痛効果に影響しなかった。
・事前のrTMS検査でMCSが効果的な患者を識別できた。
一次運動野刺激療法で脳卒中後の中枢性疼痛をいちじるしく和らげることができた。その効果は脳卒中の種類、損傷位置に依らなかった、
というおはなし。
感想:
なぜ効くのかはよくわかっていないんだって。
そもそも なんでこういうことをやろうと思ったんだろうね。