元
Risk Factors to Develop Post Stroke Epilepsy: Epidemiology and Lesion Mapping
2016 12月 イギリス
脳卒中のあとてんかんになりやすい患者の特徴をしらべてみたそうな。
先月の米国てんかん学会2016での発表。
慢性期の脳卒中患者450人の記録を解析したところ、
次のことがわかった。
・てんかんを起こした患者の割合は 左脳損傷で11.4%、右脳損傷で11.1%だった。
・性別、利き手での差はなかった。
・てんかん患者の年齢は 44 vs. 56 で 非てんかん患者よりも若かった。
・脳の病変体積は 148 vs. 73cc でてんかん患者が倍ちかく大きかった。
・てんかん患者の脳損傷は大脳基底核や視床におよんでいるケースが多かった。
脳卒中患者の11%がてんかんを経験していた。彼らは若く脳の損傷体積が明らかにおおきかった、
というおはなし。
感想:
糖質制限に関心あるもんで てんかんって聞くとケトン食療法を連想するんだよね さいきん。