元
Oral Cnm-positive Streptococcus Mutans Expressing Collagen Binding Activity is a Risk Factor for Cerebral Microbleeds and Cognitive Impairment
2016 12月 日本
虫歯原因の1つであるミュータンス菌にはコラーゲンと結びつくcnm遺伝子をもつ種類があり微小脳内出血との関連が疑われている。
口腔内のミュータンス菌と微小脳内出血、認知症との関連をたしかめてみたそうな。
平均年齢70の男女279人について唾液を採取し cnm型ミュータンス菌とコラーゲン結合活性の有無、MRIでの微小脳内出血、認知機能の検査をおこなった。
次のことがわかった。
・cnm型ミュータンス菌は微小脳内出血のある者におおく観察された。
・ミュータンス菌がコラーゲン結合活性をしめすグループの微小脳内出血リスクは明らかに高く、
・とくに深部の微小脳内出血が67%とおおく 認知機能は低かった。
脳卒中と認知症の予防のためには口の中を清潔にしておく必要があるだろう、
というおはなし。
感想:
94%がミュータンス菌をもってて そのうち3分の1がcnm型で25%がコラーゲン結合活性を示すんだって。
これ↓思い出した。
脳内出血を起こす虫歯菌の種類が判明