元
Wake-up stroke: Clinical characteristics, sedentary lifestyle, and daytime sleepiness.
2016 10月 ブラジル
睡眠からさめたときに異常に気づく脳卒中(起床時脳卒中)では その発症時刻を正確に知ることができないため血栓溶解治療の適応にならない。
睡眠障害が脳卒中リスク要因であることから、日中の過度な眠気と起床時脳卒中との関連を調べてみたそうな。
32-80歳の脳梗塞患者70人について調査したところ、
次のことがわかった。
・24.3%が起床時脳卒中だった。
・起床時脳卒中には糖尿病、座りっぱなしの生活習慣の患者が多かった。
・日中の過度な眠気は全体の20%にみられた。
・起床時脳卒中グループとそうでないグループとで脳卒中の重症度や日中の過度な眠気に差はなかった。
・日中の過度な眠気の患者には若年者と座りっぱなしの生活習慣の患者が多かった。
起床時脳卒中は脳卒中患者の25%にみられた。起床時脳卒中には糖尿病、座りっぱなしの生活習慣の患者がおおかった。日中の過度な眠気と起床時脳卒中は関係なさそうだった、
というおはなし。
感想:
かるい糖質制限をはじめて約1年 日中の眠気が劇的に減ったのでこれに関心をもった。