元
Comparison of the Time Course of Return to Work After Stroke Between Two Cohort Studies in Japan.
2016 12月 日本
この10年以上にわたり脳卒中治療とそのリハビリシステムは大きく進歩してきている。
そこで患者の復職スピードを過去と現在とでくらべてみたそうな。
1986-1990北九州で行われた調査結果と、2006-2007全国労災病院患者での結果を比較したところ、
次のことがわかった。
・復職率の時間変化は20年前と現在とでパターンがほとんど一緒だった。
・これは脳卒中リハビリの進歩が復職率にまったく影響していないことをしめす。
・つまりリハビリ進歩をはるかに上回る貢献要因が20年以上まえから存在するにちがいない。
医療の進歩にもかかわらず日本の脳卒中患者の復職率は20年前とほとんど変わらなかった。これはおそらく手厚い社会保障制度 とくに傷病手当金によるものと考える、
というおはなし。
感想:
じぶんは逆だな。
傷病手当金さえなければすぐに復職していたはず。
時間に余裕ができたおかげで 会社への関心が消し飛んでしまった。
\(^o^)/