元
Experiences of using information and communication technology within the first year after stroke - a grounded theory study.
2016 12月 スウェーデン
スマートフォンやタブレット、パソコンなどの情報通信(ICT)機器が急速に普及しつつある。
脳卒中患者がこれらの機器をどのように活用しているのか調べてみたそうな。
発症から6-12ヶ月の都市部、農村部に住む男女18人について聞き取り調査したところ、
次の5つのテーマが明らかになった。
1)安心感:具合がわるいときにはスマホですぐに救急車をよべる。
2)人とのつながり:家にひきこもっていても家族や友人と face to face の連絡がとれる。
3)レクリエーション:電子書籍やゲーム、ビデオオンデマンド映画など。
4)生活のやりくり:各種支払や日用品のオンライン購入。
5)敷居の高さ:機器を使いこなす難しさとそれに見合う価値。
脳卒中患者には情報通信機器を日常生活で利用する強い動機が存在していた。リハビリテーションの場にもICTが取り入れられることを期待する、
というおはなし。
感想:
ホント便利すぎてインターネット以前の脳卒中経験者たちがどうやって生活していたのか心配になるよ。
いっぽうで病院からフォローのメールをもらった、、なんて話もいまだ耳にしたことがない。