元
Comparison of Two Post-Stroke Rehabilitation Programs: A Follow-Up Study among Primary versus Specialized Health Care.
2016 11月 スペイン
脳卒中患者のリハビリを自宅で行うものと病院外来の場合とでその効果のちがいをくらべてみたそうな。
145人の脳卒中患者を自宅グループと病院外来グループに分けた。
両グループともにリハビリセッションを週に2-3回おこなった。
自宅グループには療法士と医師のチームを派遣し、患者の生活状況を考慮したリハビリを行った。
これ以上の改善はないと医師が判断するか 患者が希望した時点でリハビリを終了した。
次のようになった。
・両グループともに日常生活動作があきらかに改善した。
・平均セッション回数は 21 vs. 29 で自宅グループが少なかったが、
・回復度は自宅グループのほうが優れていた。
自宅ベースの脳卒中リハビリは少なくとも病院外来リハビリと同程度に効果的だった、
というおはなし。
感想:
回復の程度は病院固有の設備や器具にはまったく依らないってことなんだな。