元
Comparison of the effects of mirror therapy and electromyography-triggered neuromuscular stimulation on hand functions in stroke patients: a pilot study.
2016 12月 トルコ
ミラーセラピーと神経筋電気刺激の上肢リハビリ効果を比べてみたそうな。
平均年齢58、発症5ヶ月前後の脳卒中で上肢麻痺の患者24人を、
ミラーセラピー、神経筋電気刺激、通常リハビリ(理学療法)のみの3グループに分けた。
1回30分x週5日x3週間の治療をおこなった。
ミラーセラピーグループのみ自宅へも持ち帰り訓練を続けた。
次のことがわかった。
・手首の伸展範囲と握力について 通常リハビリグループはまったく改善がなかった。
・ミラーセラピーと神経筋電気刺激グループでは上肢運動機能と握力、手首可動域に改善が見られた。
・さらにハンドスキルはミラーセラピーのほうが神経筋電気刺激よりも明らかに向上していた。
ミラーセラピーは通常リハビリに優れているばかりか神経筋電気刺激よりも効果的かもしれない。これはミラーセラピーが自宅へ持ち帰り可能だからではないか、、
というおはなし。
感想:
ミラーセラピーのようにいまだ効果のさだかでない治療法であっても、長時間取り組むことができさえすれば標準治療や先端機器治療をしのぐことができる
ってことなのかね。