元
Does prior antiplatelet therapy influence hematoma volume and hematoma growth following intracerebral hemorrhage? Results from a prospective study and a meta-analysis.
2016 11月 スペイン
脳内出血での血腫の大きさやその増大は予後の指標になる。
特に抗凝固薬の使用者では血腫体積と血腫増大リスクが明らかに高くなることがわかっている。
抗血小板薬ではどうなのか 調べてみたそうな。
平均年齢73、突発性の脳内出血患者223人について調査した。
血腫増大は発症からおよそ3日間に33%もしくは12.5mL以上と定義した。
また、過去の研究をメタ解析した。
次のようになった。
・33.2%の患者が抗血小板薬を使用していた。
・抗血小板薬使用者の入院時血腫体積は大きかった。
・37.7%に血腫増大が認められたが抗血小板薬の使用と関連がなかった。
・関連する7件の過去の研究データを統合 再解析したところ、抗血小板薬の使用者は血腫増大があり、回復も良くなかった。
抗血小板薬を使用していた脳内出血患者の血腫は大きかった。過去の研究をまとめると抗血小板薬は血腫増大リスクにも関連していた、
というおはなし。
感想:
みんなくすりの良いところしか語らないからねぇ、、