元
Short-term exposures to ambient air pollution and risk of recurrent ischemic stroke.
2016 11月 アメリカ
大気汚染物質と脳卒中についての研究は数多くある。
しかし脳卒中の再発との関連についてはほとんどないので調べてみたそうな。
2000-2012テキサス州の住民34万人を対象に行われた脳卒中調査記録と浮遊粒子状物質PM2.5およびO3(オゾン)レベルの気象データとの関連を解析したところ、
次のことがわかった。
・平均年齢72、発症後1.1年の脳梗塞再発患者317人のデータがみつかった。
・PM2.5の平均は7.7μg/m3、O3は35.2 ppb だった。
・再発前日のPM2.5およびO3レベルとの関連は見られなかった。
・気温や湿度を考慮に入れても結果は変わらなかった。
脳梗塞の再発と前日の大気汚染レベルとの関連は確認できなかった。今後の研究に期待する、
というおはなし。
感想:
中国とインドに期待しよう。