元
Early Intensive Rehabilitation Intervention Raises the Risk for Death in Severe Stroke
2016 10月 オーストラリア
超早期リハビリテーションの安全性を調べた臨床試験(AVERT)の続報が先週インドの世界脳卒中会議であったそうな。
脳卒中患者2104人を超早期リハビリグループと通常ケアグループに分けた。
超早期リハビリは発症から24時間以内に患者をベッドから引きずり出し 立ったり座ったりの訓練を1日3セット以上 ほぼ毎日14日間継続した。
次のようになった。
・死亡者の割合は 4.6% vs. 3.0%で超早期グループが高く、通常ケアグループよりも1.76倍死んでしまいやすかった。
・主な死因は脳卒中の悪化で超早期グループに倍ちかく多かった。
・血栓溶解治療の有無は関連がなかった。
早期リハビリが流行っているけど ちょっと危な過ぎるんじゃない?
というおはなし。
感想:
これ↓思い出した。
超早期リハビリには脳の細胞死を促す効果があった!
ランセット誌:超早期リハビリぜんぜん効果ない