元
The Effectiveness of Lower-Limb Wearable Technology for Improving Activity and Participation in Adult Stroke Survivors: A Systematic Review.
2016 10月 イギリス
脳卒中患者にとって歩行できるようになることは一番の関心事である。
外骨格タイプのウェアラブルロボットによる下肢リハビリ支援の研究は数多くなされているもののその効果はよくわかっていない。
これまでの研究をまとめてみたそうな。
関係する過去の研究からランダム化比較試験のみを厳選して内容をよく調べたところ、
次のことがわかった。
・940の関係論文から11件の研究に絞り込んだ。
・研究ごとに 脳卒中の種類や重症度はさまざまで、
・被験者数も12人~151人、平均49人と少なく、
・手順の複雑さ、解析方法の統一性のなさが目立った。
ウェアラブルロボットをつかった下肢リハビリ支援が有効であるとするエビデンスはほとんど見つからなかった、
というおはなし。
感想:
脳卒中患者が歩くのに苦労している理由は脚に力が入らないからではない。足の感覚が麻痺していて 重心がどこにあるのかわからない恐怖がために杖が手放せない。
だからパワーアシストロボよりもシルバーカー↓のほうが役に立つ気がしてならない。
最新ロボット i-Walkerが脳卒中の歩行をアシスト