元
Neighborhood socioeconomic index and stroke incidence in a national cohort of blacks and whites
2016 10月 アメリカ
近隣住人の社会経済的ステータスが脳卒中のなりやすさに影響するものかどうか調べてみたそうな。
脳卒中死亡率の高い州の住民について 収入、資産、教育歴、職種などから地域住人の社会経済的レベルを評価し、そのうち脳卒中歴のない45歳以上の白人、黒人 計24875人を7年半フォローしたところ、
次のことがわかった。
・最上位の25%にくらべ近隣住人の社会経済的ランクが1つ下がるごとに脳卒中のなりやすさが1.28倍→1.38倍→1.56倍と上昇していった。
・個人の社会経済状況と脳卒中リスク要因を考慮に入れてもこれら関連は有意なままだったが、人種や性別による差は消滅した。
近隣住人の社会経済的レベルが低いと脳卒中リスクは高くなった。この関連は人種や性別に依らなかった、
というおはなし。
感想:
貧困度ハンパない途上国に引っ越したひとの脳卒中率をしらべてほしい。