元
Meta-analysis of Egg Consumption and Risk of Coronary Heart Disease and Stroke.
2016 10月 アメリカ
つい最近までコレステロールの大量摂取は心臓病の原因の1つと考えられてきた。
しかし2015年に米国民への食事指針からコレステロールの上限値が撤廃された。
そこであらためて コレステロールを多く含む玉子の摂取量と脳卒中など心血管疾患との関連を調べてみたそうな。
関係する過去の研究を厳選してデータを統合 再解析したところ、
次のことがわかった。
・50万人以上の被験者を含む7つの研究がみつかった。
・玉子をめったに食べない人にくらべ毎日1個摂る場合、脳卒中リスクは12%低下した。
・冠動脈疾患との有意な関連は確認できなかった。
・玉子摂取量と心血管疾患リスクとの用量関係はみられなかった。
玉子を食べると脳卒中リスクは低下したが冠動脈疾患には関連しなかった、
というおはなし。
感想:
テレビの医者が言うことを真に受けて「コレステロール低いからオレは健康だ!」 とおもってたら脳が血を吹いたよ。
食事性コレステロール摂取量、政府指針案から上限値撤廃 米国