元
Effects of the traditional Chinese herb Astragalus membranaceus in patients with poststroke fatigue: A double-blind, randomized, controlled preliminary study.
2016 10月 台湾
脳卒中後の疲労は患者の4-7割が経験するとされ 過労による疲れとは異なりいくら休息しても解消しない。
中国伝統医学では黄耆(おうぎ)は疲労にもっとも効く生薬といわれている。
その効果を実際にたしかめてみたそうな。
脳卒中後疲労の患者64名を2グループに分け黄耆もしくは偽薬を28日間与えた。
およそ1ヶ月後、3ヶ月後の疲労度を測定し比較したところ、
次のことがわかった。
・1ヶ月後、疲労度スコアは黄耆グループで17.83、偽薬グループで8.03ポイント低下、
・3ヶ月後には黄耆グループで16.48、偽薬グループで9.47ポイント低下した。
・同様にQoL関連スコアが3ヶ月後、黄耆グループで14.37、偽薬グループで6.25ポイント改善した。
生薬の黄耆は脳卒中後の疲労関連スコアを大きく改善できた、
というおはなし。
感想:
黄耆って補陽還五湯↓にはいってるみたいだね。
脳卒中治療にもっともよく使われる漢方薬が明らかに