元
Case-Control Study of Impairments Associated with Recovery from "Pusher Syndrome" after Stroke: Logistic Regression Analyses.
2016 9月 アメリカ
脳が損傷を受けると身体が反対側に傾きやすくなる。この傾向を lateropulsion(ラテロパルジョン)と言い、特に脳卒中での場合をPusher Syndrome(プッシャー症候群)と呼ぶ。
どういう患者がプッシャー症候群から回復しやすいのか調べてみたそうな。
脳卒中でプッシャー症候群の患者134人の医療記録から入院時の機能的自立度、運動機能、認知能力等を調べ 回復度との関連を解析したところ、
次のようになった。
・損傷脳の左右および年齢、入院時の運動機能、認知能力等のスコアを評価することでプッシャー症候群からの回復可能性をかなり正確に予測できた。
・半側空間無視の有無は影響しなかった。
損傷脳の左右と入院時の身体機能を調べることでプッシャー症候群からの回復を予測することができた、
というおはなし。
感想:
だいぶん前に こういう症状があると知ったおかげで 無意識のうちに傾いている自分に気付けるようになった。
さいきんは傾いてないと思う。