元
What is current practice for upper limb rehabilitation in the acute hospital setting following stroke? A systematic review.
2016 7月 オーストラリア
脳卒中の急性期は回復著しくリハビリ成果のあがる時期である。
そこで理学療法PT、作業療法OTに費やされる時間を求めてみたそうな。
脳卒中の発症後およそ30日以内のリハビリに関する過去の研究を厳選してPT OTに要した時間のうち上肢リハビリに費やした時間も調べたところ、
次のことがわかった。
・被験者3236人を含む7つの研究がみつかった。
・PT+OTの総時間は1日あたり平均36.7分で、
・そのうち7.9分 21.4%のみが上肢リハビリにあてられていた。
脳卒中の急性期リハビリのPT OTの総時間のうち上肢リハビリにあてられる時間はほんの僅かだった、
というおはなし。
感想:
歩行訓練は付き添っていないと危ないから必然的に時間を食う。
それに対して上肢リハビリは患者ひとりでできる。しかも訓練量が成果に反映せず 回復できる人はなにもしなくても勝手に良くなることが経験的によくわかっている。
だから省略しちゃうんだね。
JAMA誌:課題指向型訓練 やる意味ない
訓練繰り返すほど良くなると思ってたら そうでもなかった