元
Risk of sudden sensorineural hearing loss in stroke patients: A 5-year nationwide investigation of 44,460 patients.
2016 9月 台湾
脳卒中のあとの突発性難聴は周囲とのコミュニケーションを困難にしリハビリの妨げとなる。
実際のところ 脳卒中と難聴が関連があるのか、調べてみたそうな。
台湾の健康保険データベースより脳卒中患者11115人と他の病気の患者33345人を抽出し、突発性難聴の有無を5年間フォローしたところ、
次のことがわかった。
・この間に脳卒中患者の66人が、その他患者の105人が突発性難聴になった。
・発症率は年間1000人あたりそれぞれ、1.19人 vs. 0.63人で2倍の差があった。
・発症後1年間に限定すると脳卒中患者の突発性難聴リスクは5.65倍だった。
脳卒中患者の突発性難聴リスクは高かった。特に脳卒中から1年内ではリスク5倍以上だった、
というおはなし。
感想:
ヒラリー・クリントンが集会で着けていたイヤフォンが脳梗塞後の難聴をカバーするため?というニュース疑惑とちょうど重なって関心をもった。