元
Association Between Serum Calcium Level and Extent of Bleeding in Patients With Intracerebral Hemorrhage.
2016 9月 アメリカ
カルシウムは血液の凝固プロセスで重要な役割を担っている。そこで、血清カルシウム濃度と脳内出血での血腫の大きさとの関連を調べてみたそうな。
脳内出血患者2103人の入院時の血清カルシウム濃度およびCTによる血腫の体積、増大を調べ関連を解析した。
低カルシウム血症は8.4mL/dl未満、血腫増大は元の30%または6mL以上と定義した。
次のことがわかった。
・10.9%が低カルシウム血症だった。
・カルシウム濃度と血腫体積は明らかに関連があり、37mL vs.16mL で低カルシウム血症患者の血腫が標準カルシウム患者より大きかった。
・カルシウム濃度が高いと血腫増大リスクは低下した。
低カルシウム血症は脳内出血患者の血腫の大きさと関連があった。凝固異常が関係しているのかもしれない、
というおはなし。
感想:
決めた。これから毎日牛乳のむ。
カルシウムが少ないと脳内出血になったときたいへん