元
The Effect of Passive Movement for Paretic Ankle-Foot and Brain Activity in Post-Stroke Patients.
2016 8月 ハンガリー
脳卒中で麻痺した足の受動運動の繰り返し効果とその際の脳活動を調べてみたそうな。
64人の脳卒中患者について、
30分間の底屈 背屈を自動的に行う受動グループ49人とそうしない15人にわけた。
並行して受動運動直後のfMRI測定もおこなった。
次のことがわかった。
・受動運動グループでは痙縮度が低下し、
・底屈 背屈の可動域が増え、
・尖足が明らかに改善した。
・麻痺した足首の受動運動により反対側の中心前後回 上側頭回に活動がみられ
・同側の中心後回や小脳にも反応が確認できた。
麻痺足首の受動的な繰り返し運動により関節可動域と痙縮が改善し、両側の関連する脳皮質にも反応が見られた、
というおはなし。
感想:
うごかしてもらってるだけなのに体性感覚のみでなく運動野も反応すんだね、、