元
Parenthood and the risk of cardiovascular diseases among 0.5 million men and women: findings from the China Kadoorie Biobank.
2016 9月 イギリス
女性は妊娠 出産での生理学的変化から心血管疾患へのなりやすさが高くなるとする報告がある。
子供の数と心血管疾患との関連を男性も含めて大規模に調べてみたそうな。
中国の都市部、農村部各5地域から 30-79歳の男女50万人について子供の数を聞き取り、心血管疾患(冠動脈疾患、脳卒中)の発生を7年間フォローしたところ、
次のことがわかった。
・一人っ子政策により家族に占める子供の数が高齢世代の4人から 若年世代の1~2人に急速に減少していた。
・子供の数が1人増えるにしたがって女性の心血管疾患リスクが2-3%上昇した。
・この関連は男性についても同様だった。
子供の数と冠動脈疾患 脳卒中リスクの関連が男女で似ていた。この関連は生物学的な違いに由来するというよりはライフスタイルや経済状況に依るのかもしれない、
というおはなし。
感想:
脳卒中予防的には一人っ子政策は正しかったんだな。