元
Decreased Brain-Derived Neurotrophic Factor Serum Concentrations in Chronic Post-Stroke Subjects.
2016 9月 ブラジル
脳由来神経栄養因子(BDNF)は 脳卒中のあとの感覚運動機能の回復に重要な役割を担うタンパク質である。
そこで脳卒中患者についてBDNFの量を健常者と比較してみたそうな。
平均年齢62、発症から6ヶ月以上の脳卒中で片麻痺の患者17名と 同性 同年齢の健常者17名について血液中のBDNF濃度を測定したところ、
次のことがわかった。
・脳卒中患者のBDNF濃度は健常者の57%程度だった。
・BDNF濃度と脳卒中からの期間、年齢、QoL、移動能力、上肢機能との関連は見られなかった。
慢性期脳卒中患者の血中BDNF濃度はかなり低下していた、
というおはなし。
感想:
これ↓思い出した。
BDNFが7年かけて脳を修復してくれるという根拠について
傷ついた脳に効くBDNFが増えるサプリメントが明らかに