元
Haemorrhagic transformation in ischaemic stroke is more frequent than clinically suspected - A neuropathological study.
2016 8月 ハンガリー
脳梗塞をきっかけに脳内出血に至る出血性変化(出血性脳梗塞)の診断は主にCTに頼っている。これがどのていどあてになるのか、死亡した患者の脳を解剖して確かめてみたそうな。
100人分の解剖サンプルを再検証したところ、
次のことがわかった。
・64人(平均年齢62)は 入院時に急性脳梗塞と診断された。
・このうち10人(16%)にはCTで出血性変化が確認されていた。
・解剖により24人(38%)にあらたに出血性変化がみつかった。
・やや大きめの出血性変化のほとんどは血栓溶解治療を受けた患者だった。
脳梗塞の出血性変化の頻度は思っていた以上で、一生気付かれないものも少なくなかった。これらは解剖すればわかるけど せめて退院の直前にCTを撮ってはどうだろう、
というおはなし。
感想:
もう5年以上 CTのたぐい 撮ってない。このまま知らぬが仏でいたいんだ。
脳梗塞から脳出血へ コレステロールとの関連が明らかに