元
Delays in the presentation to stroke services of patients with transient ischaemic attack and minor stroke.
2016 8月 イギリス
TIA(一過性脳虚血発作)や軽微な脳卒中で病院にかかった人たちの 症状があってから病院までの過程を調べてみたそうな。
150人の患者にアンケートしたところ、
次のことがわかった。
・34%はすでにTIAの経験があり、23%は病院へゆくまでの5日以前に症状があった。
・30%は急な視力の低下を経験していたが、多くは脳の問題とは考えなかった。
・61%は症状から1日以上経ってから病院へ行った。
・59%は脳卒中とは思っていなかった。
・36%は脳卒中の初期症状FAST(Face, Arm, Speech, Time)について知らなかった。
TIAや軽微な脳卒中患者の3分の2は 脳卒中の認識がなく、初期症状についての知識もなかった。また3分の1は急な視力の低下を理由に病院を訪れた。脳卒中の初期症状リストに目の症状を加えてFASTER (Face, Arm, Speech, Time, Eyes, React)にしたほうがいいのでは、、
というおはなし。
感想:
じつは脳卒中やってから 風呂あがりに頭を左に傾けると視界全体でなにも見えなくなる。再現性は9割。頭を起こすとなおる。
なにか通じるものがあるんだろね。