元
Evaluating the Benefits of Aphasia Intervention Delivered in Virtual Reality: Results of a Quasi-Randomised Study
2016 8月 イギリス
バーチャルリアリティ環境で失語症の治療を行う実験をやってみたそうな。
EVA Park という小さな島をバーチャル空間上に設けた。この上で患者と療法士が自らのアバターを介してコミュニケーションの訓練を行う。
平均年齢58、20人の失語症患者について1回1時間x5週間、計25セッションの訓練を行ったところ、
次のようになった。
・途中脱落者はゼロで、ほとんどがセッションの88%以上をこなした。
・コミュニケーション能力の明らかな改善があり、
・その効果が持続した。
・しかし会話への自信や孤立感の改善までには至らなかった。
バーチャル空間EVA Parkを通した言語訓練の楽しさと効果を確認できた、
というおはなし。
これが↓EVA Park だ(動画4分間)
感想:
10年以上前に流行ったセカンドライフそのまんま。当時から技術的に1mmも進歩していないところに惹かれた。