元
Neurological signs in 23 dogs with suspected rostral cerebellar ischaemic stroke.
2016 6月 デンマーク
犬の脳卒中では小脳の梗塞が多い。その症状と予後について調べてみたそうな。
複数の動物病院で前小脳動脈からの梗塞がMRIで確認された犬23頭(♀13 ♂10)について調査したところ、
次のことがわかった。
・犬種はキャバリア・キングチャールズ・スパニエルが9頭でもっとも多かった。
・いちばんの症状は歩行失調で、11頭は目標で止まることができず、6頭は歩けなかった。
・次いで、頭部のかしげ(13頭)、眼振(8頭)、威嚇反応消失(7頭)、姿勢反応障害(7頭)、固有感覚障害(5頭) だった。
・これら神経症状はMRI上の梗塞の拡がりと関係なさそうだった。
・全ての犬は生存し、1-10日後には退院した。
小脳梗塞で入院した犬の症状は、歩行失調、頭部傾げ、眼振などだった。概ね回復は良く1週間程度で退院できた、
というおはなし。
感想:
犬のMRIはいまどき普通のことなのかね。上の3例は1.5Tのドイツ製装置で撮ってるんだよな。
なにかが間違っている気がしてならない、、、
これ↓思い出した。
右脳梗塞の犬は余命が極端に短いことが判明!(∪^ω^) わんわん