元
Assessing chronic stroke survivors with aphasia sheds light on prevalence of spatial neglect.
2016 6月 アメリカ
半側空間無視では損傷脳と反対側の注意力に障害がでる。多くは右脳損傷患者で左側無視になる。
いっぽう左脳損傷患者の研究は 失語による同意確認の困難さから初めから除外されることが多い。
そこであえて左脳損傷患者の半側空間無視を調べてみたそうな。
左脳損傷の脳卒中患者43人について、失語症でも理解できる研究同意書を作成し参加を募った。
半側空間無視の有無には2種類の指標を用いた。また、日常生活動作も評価した。
次のことがわかった。
・40人から研究同意を得られた。
・このうち5人(12.5%)が右側の半側空間無視と判断された。
・半側空間無視があると無い者に比べ日常生活動作の自立度がやや低かった。
左脳損傷で失語症があっても半側空間無視の研究はやったほうがいいんじゃないのかな、、
というおはなし。
感想:
思ってたより多いな。