元
Risk Profile of Symptomatic Lacunar Stroke Versus Nonlobar Intracerebral Hemorrhage
2016 6月 イタリア
ラクナ梗塞と深部微小脳出血はどちらも脳小血管病である。それぞれの違いを生む要因を調べてみたそうな。
症候性のラクナ梗塞および深部微小脳出血患者について調査したところ、
次のことがわかった。
・平均年齢71、ラクナ梗塞1434人、深部微小脳出血497人を対象とした。
・現在喫煙者はラクナ梗塞に強く関連していた。
・一方、深部微小脳出血は高血圧、過度の飲酒、ワルファリンやスタチン使用者と関連していた。
・高コレステロール血症、糖尿病、抗血小板薬の使用はどちらかへの関連の偏りはなかった。
深部微小脳出血のリスク要因はラクナ梗塞のそれと異なっていた、
というおはなし。
感想:
ワルファリンとスタチンはいいもわるいもないけど、タバコと酒は同情の余地ない。やる人からは健康保険料を倍とるといい。