元
Effects of low-level laser therapy (LLLT 808 nm) on lower limb spastic muscle activity in chronic stroke patients.
2016 5月 ブラジル
低出力レーザー療法(LLLT)は細胞、神経、代謝へのさまざまな影響が期待でき リハビリテーションシーンでも利用されることがある。
下肢痙縮筋肉へのLLLTの効果を確かめてみたそうな。
慢性期の脳卒中患者15人について、1週間ごとに
*なにもなし
*偽LLLT
*LLLT
の各状況下で疼痛レベル、等速性筋持久力、膝トルクを測定し 比較した。
LLLTは麻痺側の大腿直筋および内側股筋の各30箇所に直径0.25cmの低出力レーザー照射を行った。
次のようになった。
・LLLT後、疼痛レベルが明らかに低下し、
・筋持久力とトルクも向上した。
低出力レーザー療法(LLLT)には慢性期の痙縮筋肉の持久力 筋力を改善し疼痛を和らげる効果があるのかもしれない、
というおはなし。
感想:
もっと漠然とした温熱療法の類かと思ってたら 意外と細かく照射してるのねぇ。