元
Increasing Incidence of Hospitalization for Stroke and Transient Ischemic Attack in Young Adults: A Registry-Based Study.
2016 5月 デンマーク
55歳以下の脳梗塞の発症率が年々上昇傾向にあるという報告は多い。
そこで、さらに若い15-30歳での傾向を すべての脳卒中の種類について調べてみたそうな。
1994-2012のデンマークの患者記録を解析したところ、
次のことがわかった。
・この間に脳卒中またはTIAで入院した患者が4156人いた。
・全体として 発症率は上昇傾向にあり、脳卒中は10万人あたり 11.97→16.77人に TIAは1.93→5.81人になった。
・男性の脳梗塞とTIAの発症率は低かったが2006から急増した。
・脳内出血、くも膜下出血の発症率は ほぼ横ばいだった。
15-30歳の脳梗塞とTIAの発症率は90年台なかばから上昇傾向にあった。とくに近年の増加が著しい、
というおはなし。
感想:
2006年以降の急な上昇はFASTキャンペーンのせいだと思うね。否定してるけど。