元
Alcohol consumption and cardiovascular diseases in rural China.
2016 4月 中国
アルコールと脳卒中など心血管疾患との関連をアジア人で調べてみたそうな。
中国農村部で35歳以上の11269人について日頃のアルコール摂取量と病気歴を調査し 関連を解析したところ、
次のことがわかった。
・75.8%は飲酒はせず、7.5%は控えめな適度の飲酒で、16.7%が大酒飲みだった。
・平均のアルコール摂取量は1日あたり15.3gで、男性32.5g、女性1.0g だった。
・非飲酒グループにくらべ大酒飲みは冠動脈疾患、高血圧のリスクがそれぞれ1.3倍、1.7倍だった。
・適度な飲酒と冠動脈疾患、高血圧、脳梗塞との関連は見られなかった。
中国農村部での飲酒量は特に男性で多く、大量飲酒は冠動脈疾患、高血圧の要因だったが脳梗塞との関連はなかった。適度な飲酒は毒にも薬にもならなかった、
というおはなし。
感想:
飲み過ぎは論外として、目くじら立てるほどのことではないのかもな。