元
Barriers and facilitators to staying in work after stroke: insight from an online forum
2016 4月 イギリス
脳卒中経験者が復職後に悩んでいることをネット掲示板を使って調べてみたそうな。
脳卒中患者や家族が参加するネットフォーラムで、2004-2011の記録を検索して復職者を抽出し彼らの経験を分類したところ、
次のことがわかった。
・復職した脳卒中経験者として60人(男性29人、女性23人、性別不明8人、平均年齢44)を判別できた。
・彼らは 疲労、集中力や記憶力の低下といった他人の目に見えない障害に悩んでいた。
・復職は良かったが 障害のために仕事を失うリスクをいつも感じていた。
・見えない障害について雇用者や医師の理解が欠けていると感じていた。
例えば 雇用者が以前と同じ量の仕事をさせる、医師が傷病手当期間の延長を認めない など。
・障害に対応するために各人 独自の工夫でしのいでいた。
脳卒中復職者は他人からはわかりにくい障害で悩んでいる。職場やかかりつけ医の理解を促すにはどうすればよいだろうか、
というおはなし。
感想:
ネット掲示板にはひとりで何役もこなし 情報操作に生きがいを感じている者がテーマ毎に必ず何人かいる。きっと匿名性の低いフォーラムなんだろな。