元
International benchmarking for acute thrombolytic therapy implementation in Australia and Japan.
2016 2月 オーストラリア
虚血性脳卒中への tPA血栓溶解治療の実施状況を日本とオーストラリアで比べてみたそうな。
日本の済生会熊本病院と オーストラリアのジョン・ハンター病院に入院した脳卒中患者についてtPA治療の実施率を調査したところ、
次のことがわかった。
・tPA治療の実施率は 41% vs. 25%でオーストラリアが明らかに高かった。
・両病院ともに軽症や類似症状にはtPA治療を行わなかった。
・特に日本では神経症状の軽い患者は除外する傾向が強かった。
・病院到着から治療までの時間は 63分 vs. 54分でオーストラリアが長く、
・CT撮ってから治療までの時間も 34分 vs. 27分でオーストラリアが長かった。
脳卒中患者へのtPA治療についてオーストラリアと日本の違いを示すことができた、
というおはなし。
除外理由
感想:
少し前までtPAの対象になるのは数%って認識だった。世の中変わってんのね、、