元
The role of auditory feedback in music-supported stroke rehabilitation:A single-blinded randomised controlled intervention.
2016 2月 フランス
脳卒中患者への音楽サポート療法では ピアノの演奏訓練によってリハビリ成果をあげている。
このメカニズムとして音のフィードバックが動作を矯正し運動学習になっている と考えることもできる。
この仮説を検証するべく音が鳴るタイミングを変えて実験してみたそうな。
音楽経験のない中等度麻痺の脳卒中患者34人について単純なピアノ演奏訓練を行った。
患者は次の2グループに分けた。
*鍵盤を押すと直ちに音が出る
*音が出るまでに遅延時間がある
次のようになった。
・両グループでリハビリ効果に明らかな差はなく、
・むしろ遅延時間グループのほうが成績が良かった。
音楽サポート療法の運動回復メカニズムは音響フィードバックがメインではなかった。もしくは直ちに音が返ってくるよりも 少し焦らされたほうがやる気が出るのかもしれない、
というおはなし。
感想:
むつかしく考えすぎ。音が鳴るものは楽しいんだよ、、、
パチンコセラピーはどうかな?昔の指で弾くタイプで 左手用の台もあったりして。「ちょっとリハビリ行って来るわ」って。