元
Impaired Higher-Level Functional Capacity as a Predictor of Stroke in Community-Dwelling Older Adults
2016 1月 日本
日常生活動作よりも高度な機能的能力の低下が脳卒中の予兆となりうるのか調べてみたそうな。
日常生活動作が自立している平均年齢70の健康な1493人を10年間フォローした。
高度な機能的能力は、東京都老人総合研究所が開発した指標TMIG-ICに従い評価した。
TMIG-ICは *手段的日常生活動作(料理、掃除、買い物)、*知的能動性および*社会的役割 の3つの評価からなる。
次のようになった。
・この間に191人が脳卒中を発症した。
・機能的能力の低下と脳卒中は有意に関連していた。
・特に、知的能動性との関連がもっとも強かった。
・社会的役割については75歳以上でのみ関連があった。
日常生活動作が自立している高齢者の高度な機能的能力、特に知的能動性の低下は脳卒中の予兆であり得る、
というおはなし。
感想:
日常生活動作(ADL)と手段的日常生活動作(iADL)の違い、ふつうわかんないよな。