元
Polysomnographic Characteristics of Sleep in Stroke: A Systematic Review and Meta-Analysis.
2016 3月 ドイツ
脳卒中患者の睡眠研究は 呼吸障害についてのものが多い。ほかの要素についてはどうなのか調べてみたそうな。
関連するこれまでの研究を厳選し データを統合再解析したところ、
次のことがわかった。
・9件の研究が該当した。
・健常者に比べ脳卒中患者では睡眠効率が低く、 75% vs 84%
・総睡眠時間も短かった。 309.4 vs 340.3 min
・就寝中の覚醒時間が長かった。 97.2 vs 53.8 min
・睡眠ステージ1の時間は長く 13% vs 10%、ステージ2は短かった。36% vs 45%
・REM睡眠時間に差はなかった。
・研究はいずれも発症後早期のもので、慢性期の研究はなかった。
脳卒中患者の睡眠の質はさまざまな点で良くなかった。今後、発症から長く時間の経った患者についても調べる必要があるだろう、
というおはなし。
感想:
枕元に紙とペンを置いて 夢日記をつけるようになって1年以上経つ。実生活の役には立たないけど おもしろくてやめられない。