元
Self-rated health and return to work after first-time stroke.
2016 3月 デンマーク
脳卒中のあとの主観的な健康度と復職との関連、および その後の仕事の継続状況を調べてみたそうな。
60歳未満の脳卒中患者590人について、発症後3ヶ月時点での健康度を自己評価してもらい1年後、2年後の復職状況との関連を解析した。
次のことがわかった。
・3ヶ月時点での主観的健康度と1年後 2年後の復職状況は強く関連していた。
・1年後、 50%は復職または求職しながら自活しており、11%は完全退職、39%は療養中だった。
・2年後、 48%が自活(復職or求職中)しており、36%が完全退職、16%が療養中だった。
・3ヶ月時点で療養中だった者の30%は 1年後、2年後には仕事ができるようになっていた。
・3ヶ月時点で復職できていた者の91%は1年後も自活していた。
脳卒中後、仕事ができるようになって自活している者は50%に過ぎなかった。3ヶ月時点での主観的健康度が1-2年後の復職状況に強く関連していた、
というおはなし。
感想:
仕事から完全に退く人が1年間で11%→36%ってことは、差の25% つまり4人に1人は復職できたとしても1年持たない ってことなんだよな。