元
Reduced Resting Metabolic Rate in Adults with Hemiparetic Chronic Stroke.
2015 12月 アメリカ
安静代謝率は1日のエネルギー消費のもっとも大きな割合を占め、脂肪を除く組織に由来することから肥満や筋萎縮の目安になる。
慢性期脳卒中で片麻痺の安静代謝率を調べてみたそうな。
45-80歳 平均年齢61、発症後9年前後の脳卒中経験者39人について、X線検査で脚の組成(脂肪や筋肉量)を測定した。
間接熱量測定を行い安静代謝率を求めた。
次のことがわかった。
・身長、体重、性別から推定される安静代謝率に比べ脳卒中経験者のそれは14%低かった。(1438 vs. 1669 kcal/日)
・安静代謝率は年齢や発症からの期間によらなかったが、
・麻痺脚、非麻痺脚の筋肉の各体積と 安静代謝率がよく相関していた。
脳卒中のあと 筋肉量の減少により 安静代謝率が低下していた、
というおはなし。
感想:
筋肉落ちないようスクワットは毎日やってるで。