元
Functional reorganization and prediction of motor recovery after a stroke: A graph theoretical analysis of functional networks.
2015 10月 韓国
回復途上にある脳卒中患者の 脳機能ネットワークの可塑的変化をグラフ理論にもとづき解析してみたそうな。
12人の脳卒中患者について、発症後2週間、1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月の各時点で
安静時の脳機能MRI測定および上下肢の運動機能を評価した。
脳機能ネットワークの位相幾何学的な再編状況をグラフ理論で解析したところ、
次のことがわかった。
・損傷脳半球でネットワークの再編活動が起きていた。
・ネットワークのランダムネスは最初の3ヶ月間は非常に活発だったが、
・3ヶ月以降は止んでしまった。
・発症直後の損傷脳半球グラフの平均最短距離が小さいほど3ヶ月以降の回復度が良かった。
グラフ理論的アプローチは脳卒中患者の脳機能ネットワークの動的変化を理解するのに役立つだろう、
というおはなし。
感想:
3ヶ月で止まっちゃうのね、、、
2度めの脳卒中で可塑性が再び高まる可能性について